2006年1月14日
レポーター

ホーリン村のホーリン寺


 やっさん
題名
■ 世界エイズディイベントinホーリン寺
内容


12月1日。今年もホーリン村ではエイズディイベントが行われた。私も、昨年の京子さんと同じように、前日からホーリン村にステイさせてもらった。
前夜、プラサンジャイグループの女性達は、お寺で、次の日のイベントに参加した方たちへの食事の準備をすべく、大量の野菜を切っていた。私も、女性達に混ざり、カボチャをザクザク。そんな中、女性達から「明日自転車に乗るなら、朝5時にお寺に来るんだよ。」と。そう、明日のエイズディイベントでは、去年も行われた、「早朝10キロ自転車漕ぎ!」が行われるのだ。ホーリン寺をスタートし、地区内を自転車で回り、またホーリン寺に戻ってくる。それにしても、5時は早い・・・。しかし、ルアンピーデンは「4時にお寺に来なさい」と。冗談なのか、本当なのか?結局、グループリーダーのソムヤーさんの6時半に従うことにした。
次の日、6時半にお寺に行くと、「今出たところだよ!」と村人から言われた。しかし、ここがタイランド。私達以外にも、遅れて来た人は何人もいた。ということで、私達も「遅れ組」に混じってお寺を出発!
「涼しくて気持ちいい!」なんて、アクセス21、タイ人スタッフのぺんちゃんと言いながら、乗り始めは楽しんでいた。しかし、乗り始め30分経過、1時間経過・・・。二人して、お腹減っただの、喉が渇いただのと連発。そして、その内無言に。今どこら辺にいるのか、ホーリン村に戻っているのか、さらに奥に行ってるのか、わからないまま、ただただ漕ぐ。昨年の京子さんのレポートがよみがえる。その内、見覚えのある道に突き当たった。「戻ってるんだ!」とわかると、再び元気に。そして、やっとこゴールにたどりついたのだった。先に着いた組に混ざり、私達も、女性達の作ったおいしいクイッティオを頂いた。どのくらいの人数が参加しただろうか。とにかく大勢の人々が、ホーリン寺に集まっていた。
 その後、村人達にはステッカーが渡され、それぞれ自分の村へ行き、一軒一軒、村内を歩きながらステッカー貼り。ステッカーには、「家族を愛す」「みんなで協力し合えば、エイズはなくなる」など、さまざまな内容が書かれていた。
 そして、ステッカー張りが終わると、今度は、ホーリン寺にて、トンストック地区内の、HIVポジティブの子供たちへ奨学金が渡された。エイズディイベントの締めくくりである。
奨学金は、56人の子供たちへ渡された。その中には、プラサンジャイグループの女性の子供もいた。
「娘が将来結婚して、もし子供が出来たら、その子供もHIVにかかっているかもしれない・・。そして、またその子供も・・。そう思うと、心配。」昨夜聞いた話が脳裏をかすめる。普段元気な女性達であるが、実際は将来の不安を抱えているに違いない。
現在、ホーリン村では、HIVポジティブの人たちが、差別されることはなく、受け入れられている。ポジティブでない人達と仕事や食事など、生活を共にするコミュニティーができている。だから、将来、この子供たちが差別されることはなく、共生していくことができる。しかし、この病気はいつなくなるのだろうか。不安はいつ消えるのだろうか。
 
 今年のイベントは、これで終了となった。明るい村、プラサンジャイグループの元気な女性達、そして、子供達。イベントに参加し、問題を再認識。そして、この問題を前向きにとらえ、立ち向かっていこうとする女性達、村人達に元気をもらった。


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