2006年1月14日
レポーター
 
 やっさん
題名
■ 第3弾 タイから学ぶ
内容


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
12月のエイズディ期間に更新予定が、今の今になってしまいました。では最終弾ご覧下さい。

前回のフェアトレードダイアリーでは、ホーリン寺でのエイズディイベントのことを報告させてもらいました。もちろん、このエイズディイベントは、タイ国内のあらゆる場所で行われていたようです。
今回は、他の場所で行われたイベント(私自身が知る限りですが)のこと、特にTYAP(Thai Youth Action Programs)という団体に焦点を当てて報告します。

11月末〜12月1日に、チェンマイ大学、メージョー大学(チェンマイ)、チュラロコーン大学(バンコク)が場所を提供して、イベントが行われたそうです。
前々回のフェアトレードダイアリーで出てきた、M+という団体。それから、先ほどのTYAP、その他、たくさんの団体がイベントに参加し、ワークショップを開いたり、コンドームをフリーでくばったり、安値(一つ5バーツ)で売ったりしたそうです。
大学が場所を提供するイベントのいいところは、「若者」の参加が多いこと。性に関して、一番多感な時期とも言える若者にとっては、とてもよい機会です。
その「若者」が中心となっている団体『TYAP(タヤップ)』は、「若者が若者へ伝える」という活動をしているそうです。若者が若者へ性教育をしているんだそうです。
主に、TYAPスタッフが学生ボランティアにトレーニングの機会を提供。そして、そこで学んだことを、学生が若者グループへ伝える。例えば、ゲーム通じて学んだり、性に関する意見、情報交換、コンドーム装着実演、HIV・AIDSの話、避妊の話、月経の話をするんだそうです。それから、オリジナル(Oop!というメーカー)のコンドームを安値で提供しているそうです。
学生が若者グループに伝えているところは、写真でしか見たことがないのですが、中学生から高校生ぐらいの子たちが20〜30人くらい集まり、模造紙を使って説明。それから、男性器の模型を使って、実際にコンドームを装着してみたりと、かなり実演的で、濃く深い場であるようです。またコンドームをフリーではなく、安値で売るのは、それだけの価値があることを高める意味があるそうです。たった5バーツ(約15円)でも、自分のお金を使うことで、フリーとは違う効果を持たせているんだそうです。
なぜ若者から若者なのか。
誰もがもつ悩みを同じ年代、同じ目線で話し合うことは、親や、学校の先生と話すよりも、話しやすく、悩みも打ち明けやすいからなんだそうです。
雑誌やネットでは正しい情報も、そうでない情報も、見分けが難しいところ。また、正しい知識というのは、学校の保健体育で学ぶことがほとんどでしょう。先生が淡々と話し、眠い、おもしろくない、他人事、実践的でない(と思うのは私だけかもしれませんが)というのが、学生のときの授業の印象です。しかし若者自身が勉強し、正しい知識を身につける。そして、同じ立場や、状況の若者に伝えていくというのは、伝わりやすく、また吸収もしやすいのです。
このような部類の話は、少々恥ずかしいものです。しかし大事なこと。決して大きくはないですが、このような活動が少しずつでも広まることで、HIV/AIDSへの理解、そして蔓延を防ぐことにもつながっていくのかなと思います。
若者の間で蔓延しつつある日本ではどうでしょう?ぜひ、タイから学んでいきたいものです。

 


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