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12月1日は、「世界エイズデイ」。この日、エイズ患者、HIV感染者に対する理解と支援のシンボルであるレッドリボンを胸に、世界各国でイベントが行われる。
12月2日。ホーリン村でもエイズイベントが行われた。本来なら1日なのだが、平日の金曜日より、土曜日の方が集まりやすいということで2日になったのだ。もうこのイベントも、毎年恒例行事になっている。
午前は、今年も同じく、早朝自転車こぎをし、その間に、お寺では托鉢と儀式が行われた。それから、トンストック地区内の家にエイズに対する呼びかけをしたステッカーも貼った。今年、私は、このステッカー貼りから参加させてもらった。地区内にある12村を車でまわり、村内の公衆電話や、掲示板、それから村人の家にも貼っていった。車には、子供から大人まで乗り、お祭りらしく、タイポップミュージックを大音量で流しながら、連なっていった。途中、休憩を挟んだり、子供たちによるエイズに関する寸劇が行われたりしながら、約2時間半かけ、地区内を回ってホーリン寺に戻ってきた。
調度戻ってきたのがお昼の時間だった。今年は、食事の提供をクーポンと交換するシステムになっていた。2枚綴りなので、2種類まで選んで食べられる方式になっていた。メニューは、村内にあるクイッティオ屋さんのクイッティオ、プラサンジャイの女性によるカオパット、それから、いくつかの村が、お菓子のお店も出していた。また、寺の入り口付近で、青少年のグループによるジュース屋さんもあった。もちろん、私はプラサンジャイのカオパットを頼んだ。大盛りというより、特盛りといった量のカオパットをお腹いっぱい頂いた。
そして午後は、子供のタイ舞踊、サンパトーン郡長のお話、お寺の住職の説法を聞いた後、トンストック地区内の、HIV感染者の親を持つ子供、HIVに感染している子供、そして両親のどちらかをすでに亡くしている子供に奨学金が渡された。
今年は、例年に況して、多くの村人が参加しているように感じた。土曜日に行われたことも、理由の一つであるが、エイズに対する自分の考えをメッセージにしたら牛乳がもらえる、といったゲーム形式をとっていたり、健康のためのフットマッサージを行ったりと、参加しやすく、且つ、参加したくなるきっかけを提供していたからだと思う。
また、寺の前に施された装飾も豪華だった。小庭園といった感じの装飾で、村の青少年グループ、プラサンジャイグループ、主婦のグループの手によって作られたそうだ。それぞれ、コンドームでレッドリボンや「HIV」の文字の形を作ったり、お酒の空瓶を並べたり、麻薬に関するメッセージを飾ったりと、エイズ、お酒、麻薬ということをテーマに装飾が
誰もがこの日、このイベントを機に、エイズのこと、健康のことを考えることができたと思った。特に青少年のグループの若者が、小物やジュースの販売、ゲームの受付、ステッカー貼りなど積極的に参加している感じがうれしかった。性に対して一番興味を持つ年代である彼らが自分達の目線で、性について話し合い、参加するという形が、今後、彼らから、下の年代へ、そしてまた次の年代へ、引き継がれていくことを期待したい。
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